神がモーセに律法を書くよう命じられた時以来、神のことばは書き写されて伝えられてきました。
今日まで伝えられてきた旧約聖書の基準の本文は、マソラ本文として確立されたものです。
ところが、1906年、ドイツ人のキリスト不信者であるルドルフ・キッテルが、ビブリア・ヘブライカという名称の"注釈付き旧約聖書本文"を作り出しました。その注釈は、彼独自の【推測】と、異端者・異教徒らの文書、西洋・東洋の諸文書などの【諸資料】から成るものでした。
現代版の数々の旧約聖書は、リベラル派の人々がこのビブリア・ヘブライカを土台として編集して作り出しているため、彼らの思想や信念に合致したものとなるよう、非常に多くの変更や削除等が施されています。
それらは、「一点一画」を重んじる神の御旨から完全にかけ離れた「改ざん聖書」にほかなりません。
ビブリア・ヘブライカ準拠の現代版聖書には、マソラ本文の訳文と比べて非常に多くの相違箇所があります。
本書の【第五部】では、日本語旧約聖書の中にある多くの改ざん箇所の中から25の事例を取り上げ、マソラ本文の訳文と現代版旧約聖書の訳文を比較対照させつつ解説しています。
本書は、聖書に関する《重要事項》を、写真とイラストによるフルカラーの《図解》で、わかりやすく説明しています。
★本書を、聖書改ざんの真実と神の『真のみことば』を求める聖徒の皆様におすすめします!
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