●ドン・パイパー
1989年一月十八日、私は死にました。
数分のうちに救急隊員が事故現場に到着しました。彼らは私の脈がないのを知って、私に死亡宣告を下しました。
彼らは私に覆いを掛けました。彼らが他の負傷者たちの手当をする間、私が見物人たちに見られないようにするためです。私は、救急隊員や周囲の人のことには全く気付いていませんでした。
私は死んだ後、すぐに天国に直行したのです。
私が天国にいた間、あるバプテスト派の説教者がその事故現場に来ました。
彼は私が死んでいることを知っていましたが、生気のない私の死体に駆け寄り、私のために祈りました。救急救命士たちがあざ笑っていても、彼は祈りをやめませんでした。
救急救命士たちが私の死亡宣告を下してから少なくとも90分たってから、神はその祈りに答えてくださいました。
私は地球に戻りました。
これが私に起こったことなのです。
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